Lazuli

らずり

最近の読み物。

君主論 (講談社学術文庫)

君主論 (講談社学術文庫)

なんとなく読んだ。長く続く君主制とはどんなものかみたいな内容。君主になるといっても民族や身分からして様々なコンテキストがあって、パターン別にどういった政治を行うのが効率的か細かく書かれている。おもしろいんだけど、いかんせん翻訳が読みづらくてつらい。これ、その、あれ、それらといった指し方をする回りくどい文章がうざい程に多用されている。多用されすぎていて、何を指してるのかまじで分からん。


はじめよう!  要件定義 ~ビギナーからベテランまで

はじめよう! 要件定義 ~ビギナーからベテランまで

要件定義の必要に迫られて、ちゃんと知ろうと買った。君主論と打って変わってなんて読みやすい文章でしょうかね。


「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

因果推論の入門的な本。介入群と対照群を比較する様々な手法が説明されている。例題も小難しくなく良かった。

というツイートを見て買った。


アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き

所属チームのイテレーション振り返りの改善に。なぜ振り返りが必要か、どういった振り返りがプロジェクトを成功に導くのかが書かれている。
先日ファシリテーターをやるときがあって、これを参考にやったら結構うまく回せたから読んでおいて良かった。


Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

読んでなかったから読んでおくか、という感じで。評判と変わらない内容ですばらしい。


メモランダム

メモランダム


エッセイ。だれかのブログでお薦めされていた気がする。どこかは忘れた。まさしくエッセイという本。
ただまあフェミの匂いが結構強くてちょっと途中からうんざりしてしまった。


日本語ということば (Little Selectionsあなたのための小さな物語)

日本語ということば (Little Selectionsあなたのための小さな物語)

日本語にまつわるコラムの寄せ集め。いまはなき Mellow My Mind というはてなダイアリーで昔紹介されてるのを読んでからずっと気になっていた。最後の「甘えるということについて」がそれ。
感想は、ここ数年読んだ文章の中で一番心に来る文章だった。感動とか悲しいとかそんなチャラいもんじゃないんだけど、俺には語彙力もそれを表現できる文章力もない。レビュー読んだりしてくれ。気になったら買うとよい。


女子中学生の小さな大発見 (新潮文庫)

女子中学生の小さな大発見 (新潮文庫)

小学生たちの愉快な自由研究がたくさん載っているという触れ込みで購入。なるほどーと読んでいたけど、中盤に差し掛かるところで飽きた。


間取りの手帖remix (ちくま文庫)

間取りの手帖remix (ちくま文庫)

摩訶不思議な間取りが淡々と紹介されてる本。結構面白い。
最後の方に著者と間取り好きな人が対談してくコーナーがあって、そこにくるり岸田繁が出ていて驚いた。著者も岸田氏(以外も含めて)もよくわからん発言を自信ありありでしていて、俺からすればお互いに一方通行の意思疎通できてない会話のように見えるんだけど、何か通じ合ってるのかちゃんと終わりに向かって収束していく会話で謎だった。


aku-you.booth.pm

インターネットもぐもぐさんという方がやってる同人サークル?かな。中心人物っぽいけど組織構造は知らない。
いくつか買って読んだ。みんなぶっ飛んでいて、そんな金遣いでよく生活出来るなと感心する。内容はもちろん面白い。