Lazuli

らずり

Sendagaya.rb #118

sendagayarb.doorkeeper.jp

Sendagaya と言いつつ千駄ヶ谷でやっていない Ruby 勉強会に参加した。
Ruby 勉強会なのに React について勉強した。
Redux は謎フレームワークで説明を聞いたけどよく分からなかった。
遊びで作ってるやつで fluxxor 使ってるけどあれはもう時代遅れな感じで、少し分かってきたかも?と思っていた矢先にこれだ。
JS 界隈早すぎてついていけない。

明日は React meetup #2 がある。
キャンセル待ち 20 人目くらいだから果たして行けるのかどうなのか。

reactjs-meetup.connpass.com

translaunder という gem を作った

What is TransLaunder?

新しい会社に転職して Ruby を使うようになったけど経験がほとんどない。
勉強がてら gem でも作ってみようということで作った。

translaunder | RubyGems.org | your community gem host
app2641/translaunder · GitHub

translaunder は Google 翻訳の翻訳結果を複数回翻訳するというやつ。
使い方は簡単で、

translaunder ja en 事なきを得る
=> 私はKotonakiを取得

と元の言語、翻訳したい言語、翻訳したいテキストを指定してあげればよい。

translaunder ja en 勝算はあるのか
=> チャンスはあります
translaunder ja en 日本じゅうがきみのレベルに落ちたら、この世のおわりだぞ
=> 日本は一度を通じてあなたのレベルにまで下がりました

こんな感じで遊べる。

実装

実装は似たような機能の gem である termit を参考にした。
module の書き方が読んでも意図不明なところが幾つかあったけど他はすんなり理解出来た。
クラスの分け方は普通のオブジェクト指向の分け方だから特に苦労せずクラスも書いていけた。
問題は Rspec で、何やってんだかさっぱりだし書き方も謎くてひとつずつ意味を理解することに努めた。
テストコードを読むにあたり下記のエントリを参考にした。
中でもモックを使う話は分かりやすくて参考になった。ありがたき。

qiita.com

qiita.com

qiita.com

モックと言っても基本的にやらせたいことは PHP であろうと Ruby であろうと同じなので、書き方さえ分かってしまえば理解は早かった。
まだ基本的なテストしか書いてないけどうまく出来てよかった。
見事、カバレッジも 100% だ。

次は Rails アプリを何か作ってみたい。

東京に引っ越してきたけどネットがまだ開通してない。ネットないと死ぬ。
なんとか携帯でテザリングして食い扶持を凌いでる感じ。ところが上限3Gの契約にしてたせいですぐに制限に引っかかって詰んだ。
めっっっっっっっっっっっっっっちゃ遅い。あの高速な Google でさえ遅い。話にならん。
まだ調べたいことやネットで買いたいものがあったから困った。

そうなるとネカフェかコワーキングスペースか。
とりあえずネットに繋げさえすれば良いからコワーキングスペースで探す。

bushi2.com

これ行ってきた。
500円でいつまで居てもいいようだ。よい。
飲み物はコーヒーやティーバッグ、水は無料。
家はまだフローリングに直に座ってダンボールデスクで作業するしかないし、椅子に座れて机があるの最高だ。プログラムも書ける!
良い場所だったからまた行きたい。

やっぷしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #yapcasia

東京に引っ越してきて仕事始まるまで暇だし、さっそく YAPC::Asia Tokyo 2015 に行ってきた。
今までは愛知に住んでいたし、東京まで出てくるのお金もかかるしで参加出来ていなかったけど無職なおかげで全日参加出来て良かった。
最後の YAPC なのはとても残念なことだ。

前夜祭

前夜祭はしょっぱなから大幅に遅刻した。ビール貰い損ねてくやしい。

yapcasia.org

途中入場。立ち見の人もたくさん居た。
遅刻したせいで聞き始めてすぐに終わってしまったので内容はちゃんと聞けなかった。
質疑の時間が長くて YAPC はこんな感じなのかと驚いた。


yapcasia.org

ブクマを稼ぐにはみたいな話が大部分を占めていた。
面白い話だったけど、タイトルだけ見てブクマする人も多いだろうし(特に長文では)一概には言えない話だよなあと思った。
ブログ書くためのモチベーションだとかネタをどう探すのかとかそういう所をもっと聞けたら良かったな。
トーク内容 dis ってるわけではないです。

一日目

Miiverse の話聞きたかったけど前日同様遅刻した。最悪。
昼休みに次の職場の人たちと会った。再来週からですねえみたいな話をした。

yapcasia.org

フロントエンドの事情よく分かってなかったので聞いた。
Angular とか React, Flux あたりは分かってるけど Browserify とか BABEL とはなんぞやという感じだったので、なるほどなれて良かった。
フロントエンド、混沌としてて日々追ってないとすぐにまた置いてかれそう。


yapcasia.org

はてなにおける Perl の苦労話。ベストトーク賞取っててすごい。
ひとでさんくんの声、こんな感じかーと思った。
あと、はてなでも謎のフレームワーク動作や不思議コードに振り回されたりしてるんだなあと思った。


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Electron 気になってたので聞いた。
まあそんなに真新しい内容ではなかった。Electron 自体は面白いプロダクトなので何か作ってみたいと思わされた。


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esa.io は次の職場でも何かとつながりがあるようなので聞いた。鳥かわいい。
色んな技術勉強してこれからも色々と作っていきたい。

部屋に冷蔵庫が届くということで、LT や懇親会は参加せず帰宅。
懇親会参加したかった…

二日目

二日目はさすがに遅刻しなかった。聞きたかったやつは全部聞けた。

yapcasia.org

GCP の話。
いやもう Google は扱うデータの規模が大きすぎて驚きばかりだった。
今まで俺がひーこら言って扱ってきたデータはなんだったのかという気分になるがめげずに生きていきたい。


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式年遷宮アーキテクチャというやつの話。
頑張って試行錯誤してシステム作ったけど結局うまくいかねえじゃんってのあるあると思いながら聞いた。
まあでも失敗しても得られるものはあるのでそういうので凹んでいてはいけない。


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Blue Green Deployment の話。前職でブルーグリーンやってたけどメリットはすごく明確でやりたい!ってなるけどそれが出来るようになるまでの前提条件というかシステム構築はめっちゃ大変で、このトークも紆余曲折の話してて分かるぞ!って聞いた。
その半面、うまくブルーグリーン出来た時は全てがカチッと辻褄が合って動いてくれて嬉しいんだよな。


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ネタトーク会という感じ。
ウェブで見たことある人たちがたくさん集まってその人達がトークしあってるってのはおおおーと思うところがあった。
一時間で終わってしまうとは勿体無い。


yapcasia.org

Golang 使ったこと無いけど LT の場所取りも兼ねて聞いた。
ライブコーディングがめちゃ良かった。そうやってコーディングするのかーって見てた。
欲を言えば Emacs じゃなくて Vim が良かったな!!!!!!!


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全編面白かった。
時間切れになる人はいなくてさすが YAPC の LT だと思った。
YAPC は大規模勉強会じゃなくてウェブエンジニアのお祭りだったんだなとこの時に思った。


yapcasia.org

初参加だったのに最後の YAPC でこれでもうないのかーと思うと感慨深かった。
俺はそれほど技術に長けているわけではないし、こういう場所に立つことはたぶんないと思うけどイベント運営なら役に立てそうだと感じて機会があれば何か運営に携わってみたいなと牧さんの話を聞きながら思っていた。
お疲れさまでした。

8月20日付けで勤めていた会社を退社した。7月後半から一ヶ月あまりの有休消化であった。これで晴れて無職となる。
8月末からは 株式会社grooves というところで働く。grooves は Forkwell Jobs というウェブエンジニア向けの転職サイトを自社サービスとして開発・運営している。俺はこれの開発に混ざることになるらしい。grooves の求人は実際に Forkwell Jobs で見つけた。
前職は PHP ひと筋だったけどこれからは Ruby を書いていく。俺の Ruby 力はというと vagrantfile や Serverspec くらいでしか経験がなくてなんとなく文法が分かるという程度。こんな未経験者でも採用してくれてなんて太っ腹だと思う。前職とは技術も文化も人も全然違うようでボロクソにされるとは思うけどめげずに頑張って行きたい。
東京は勉強会も豊富だから積極的に参加出来ればいいなと考えている。

鈴木さんにも分かるネットの未来を読んだ


ドワンゴの川上さん(ネットの中の人)がスタジオジブリの鈴木さん(ネットの外の人)に向けて理解出来るようにインターネットのこれまでと未来について書かれてる本。
分かりやすく書かれていて面白かった。インターネットはフリーだとかオープンソースだとかそういうのを賞賛する傾向にあるけどそういった業界体質をばっさり切り捨てていて面白かった。まあ決め付け激しいなという部分は少々あったが。
とはいえ、俺は職業的に業界どっぷりの人間だから本に書かれていることは理解出来るけど、実際に業界の外の人にこの書き方で通じるのかっていうのは微妙な感じはする。
実際に鈴木さんの反応はどうだったんだろうか。

「ふしぎな国道」を読んだ

本屋を散策してて見つけた。国道マニアの著者が国道について語る本。

へんてこな国道

階段国道は、青森県の龍飛崎の突端にある。階段の上には「津軽海峡冬景色」の歌碑が建ち、ボタンを押すと大音量でこの歌が、なぜか2番から流れる。

この部分を立ち読みして面白そうで買った。
国道というと道路がきれいに整備されていて、車もぴゅんぴゅん飛ばしていくような道路をイメージする。しかし中にはへんてこな国道も多数存在していて、自動車が走行するためにある道路のはずなのに階段やエレベータの中が国道指定されていたり、海の上さえも国道として定められていたりする。最初の章はそんなへんてこな国道を紹介している。

酷道

マニアの間では国道らしからぬひどい国道のことを酷道と揶揄して呼ぶらしい。ガードレールもないような山奥であったり、山の水が道路を横断していたりとまあひどい国道が結構な数あるそうだ。そういう道も紹介されている。

歴史

国道は一号からいったい何号まであるのか、欠番はないのか、あるとしたらなぜなのか。国道というものが制定されていくまでの歴史も解説されている。この本を読んで知ったが、国道と言いつつ基本的に道を管理しているのは国ではないそうだ。国が管理しているのは重要な国道いくつかでその他の国道は県や政令指定都市が管理しているらしい。ただ管理する代わりなのかは分からないが国から補助金は出ている。地方分権ってことなのかな。
道の成り立ちが過去を遡る形で書かれていて一番面白い部分だった。

道路標識

国道好きな人は道路標識も好きらしく、熱く語っている。ちなみに道路標識はその形から俗語でおにぎりと呼ばれているらしい。ウィキにも載っていた。
道路標識も国道の管理と同じくそれぞれの自治体によって管理されている。そのため地方によって独特の道路標識がある。奈良であれば鹿注意など。珍しい道路標識が紹介されていて面白い。

国道の有り難みを知る旅

終わりがけに書いてある。旅行をするのに敢えて国道を使わずに行き、国道の有り難みを実感するレポート。なんて阿呆な試みなのか。ここらへんもこのルートだとこの国道にぶつかるから駄目で、一見不可能そうなこちらのルートから行くと実は行けるとか語っていてこのへんはまあ付いていけない話であった。楽しそうなのは分かる。マニアというのは変な人種だ。

まとめ

国道趣味というのは昔からあったようでマニアが各々に国道を探検して個人的にほくそ笑む趣味であったようだ。しかし本を読んでいると、これもネットの普及で個人で楽しんでいた趣味が公共的な場で公開されるにあたり趣味としての発展を大いに加速させたんだと感じた。遠すぎて訪れられなかった国道や不思議な道路標識などネットを介して知ることで活性化した趣味となっている。歴史的な文献も少なく研究対象として見られることもないため鉄道系と比べるとニッチな趣味であるのは事実だが。
地図や標識の見方が変わりそうで面白い本だった。